自然エネルギーで地域振興発電事業から新たな産業を創出

2020年6月12日


公益財団法人 自然エネルギー財団は本日、報告書「自然エネルギーで地域振興:発電事業から新たな産業を創出」を公表いたしました。
 
自然エネルギー財団では2017年5月から、全国各地の自然エネルギーによる発電プロジェクトを現地で取材し、「自然エネルギー活用レポート」としてウェブサイトで連載してきました。地域が主体的に推進したプロジェクトを対象に、開発の経緯、発電設備の導入状況、運営体制や収支計画、地域における経済効果や課題などをまとめています。
 
本報告書は約3年間の連載で取り上げた内容をもとに、自然エネルギーの発電事業が産業振興に効果があることを示すために編集したものです。これから全国各地に導入事例を広げていくうえで解決すべき課題や留意点についても書き加えました。

自然エネルギーで地域振興
発電事業から新たな産業を創出

<目次>
はじめに:地域を取り巻くリスクと解決策
第1章:先進的に取り組む地域の事例
・福島県/福島市土湯温泉(地熱)
・北海道/鹿追町(バイオガス)
・長崎県/五島市(洋上風力)
・岡山県/真庭市(バイオマス)
・和歌山県/有田川町(小水力)
・福岡県/北九州市(風力、太陽光)
第2章:農林水産・観光業に相乗効果
・荒廃農地を再生
・農業用水路が復活
・温水で特産品を生産
・燃料調達で森林保全
・発電所が観光スポットに
第3章:導入拡大に向けた課題
・系統接続
・事故防止
・環境・資源保護
第4章:災害に強い地域を自然エネルギーで
・地域活用電源の望ましい要件
・分散型システムを防災に生かす
 

<関連リンク>
連載コラム:自然エネルギー活用レポート

 


 

外部リンク

  • JCI 気候変動イニシアティブ
  • 自然エネルギー協議会
  • 指定都市 自然エネルギー協議会
  • irelp
  • 全球能源互联网发展合作组织

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