主な改訂内容は以下の通りです。
- 自然エネルギーの電力を調達する方法の1つとして 「発電事業に投資」を解説
- 企業や自治体が調達する「自然エネルギーの電力に求められる要件」 を解説
- 日米欧で活発になる「ユーザー企業の情報ネットワーク」について解説
- 非化石証書と固定価格買取制度に関する最新情報を追加
- 自然エネルギー由来の証書とクレジットの発行量などを更新
- 電力の調達方法によるCO2排出量の違いをまとめた比較表を追加
- CDPによる自然エネルギーの利用状況の評価方法について更新
- 世界の各地域で発行している自然エネルギー由来の証書の最新情報を追加
- 上記のほかにも各種の統計情報を可能な限り最新のデータに更新
本ガイドブックでは、企業や自治体が自然エネルギーの電力を調達するにあたって検討すべき主要な項目をわかりやすくまとめています。新たな情報を加えた第2版をぜひご活用ください。
<目次>
第1章 ガイドブックの目的と背景
第2章 自然エネルギーの種類と選択基準
- 自然エネルギーによる発電方法
- 自然エネルギーの環境負荷
- 自然エネルギーの選択基準
第3章 自然エネルギーの電力を調達する方法
3-1.自家発電・自家消費
- 太陽光発電の電力を自家消費
- 低下する自然エネルギーの発電コスト
3-2.小売電気事業者のメニューから選択
- 自然エネルギーの比率が高いメニュー
- 「非化石証書」を組み合わせたメニュー
- 地域主導で発電した電力を提供するメニュー
- 電力会社の水力発電100%のメニュー
3-3.自然エネルギー由来の証書を購入
- 環境負荷を確認できる「グリーン電力証書」
- 自家消費の電力から創出する「J-クレジット」
3-4.発電事業に投資
- コストを増やさない新たな調達手法
- 米国で増加する電力購入契約(PPA)
3-5.調達にあたって考慮すべき留意点
- 証書によるCO2排出量の算定方法
- 発電方法で選ぶかCO2排出量で選ぶか
- 自然エネルギーの電力に求められる要件
第4章 自然エネルギーを重視するCDPの企業評価
- CO2排出量の算定方法
- 自然エネルギーの評価方法
第5章 世界に広がる自然エネルギーの電力
- 欧州の認証・評価制度
- 北米の認証・評価制度
- その他の地域の認証・評価制度
- 国際的な推進プロジェクト
- ユーザー企業のネットワーク