大野輝之常務理事、ソウル市のエネルギー政策アドバイザー委員に就任 2015年11月16日

 このたび、当財団の大野輝之常務理事が、パク・ウォンスン(朴 元淳)ソウル市長から、「ソウル国際エネルギーアドバイザリー委員会(Seoul International Energy Advisory Council:SIEAC)」の委員に任命されましたので、お知らせします。
 同委員会は、ソウル市のエネルギー政策への助言を行うために、2013年11月に設置されたもので、エイモリー・ロビンス博士(ロッキーマウンテン研究所共同設立者・会長)をはじめ、世界各国の12人の専門家で構成されています。
 任命式は、2015年11月11日、ソウル市庁舎で行われました。パク市長は任命にあたって、「ソウルと同様の大都市である東京で、エネルギー政策を担ってきた経験がソウル市の政策に貢献することを期待している」と述べました。
 ソウル市は、福島第一原子力発電所の事故後、原発への依存を減らし、エネルギー効率化の推進と自然エネルギーの拡大を市民参加で進める“One Less Nuclear Power Plant”政策を進めています。ソウル市は、2014年末にはこの目標を達成し、現在は原発2基分の電力の代替を進める第2期に入っています。
 大野常務理事は就任にあたって、「気候変動の危機回避のための、大量のエネルギーを消費する大都市の果たすべき役割は大きい。都市エネルギー政策の経験者として、また、日本のエネルギー転換をすすめる自然エネルギー財団の常務理事として、ソウル市の革新的な取組の促進に貢献していきたい」と述べています。

*ソウル市の“One Less Nuclear Power Plant”政策については、こちらをご覧ください。
http://english.seoul.go.kr/policy-information/environment-energy/climate-environment/5-one-less-nuclear-power-plant-2/


右より、マイケル・シュナイダー、大野常務理事、ソウル市長、ウォルト・パターソン



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