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中国の年間発電量の26%が自然エネルギーに

2018年2月15日

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中国の年間発電量の26%が自然エネルギーに

 2017年の中国における自然エネルギーの発電量が国全体の26.5%を占めるまでに拡大した。内訳を見ると水力が18.6%で最も多く、次いで風力4.8%、太陽光1.8%、バイオエネルギー1.2%である。一方で火力発電が依然として69.7%と多いものの、その比率は年々低下している。原子力発電は3.9%にとどまる。中国電力企業連合会(China Electricity Council)と中国国家エネルギー局(National Energy Administration)の統計データで明らかになった。

中国の年間発電量に占める電源別の比率

中国の年間発電量に占める電源別の比率
  • 注:火力には自然エネルギー由来ではない廃棄物を含む。小数点以下2ケタ目を四捨五入。
  • 出典:中国電力企業連合会、中国国家エネルギー局

 中国では2010年から2017年のあいだに国全体の年間発電量が52%(2兆1900億キロワット時)も増加している。そうした状況の中でも自然エネルギーの比率が8.7ポイント上昇して、化石燃料を利用する火力発電を10.8ポイント低下させた。特に伸びが大きいのは風力で、2010年の1.2%から2017年には4.8%まで拡大している。

外部リンク

  • JCI 気候変動イニシアティブ
  • 自然エネルギー協議会
  • 指定都市 自然エネルギー協議会
  • irelp
  • 全球能源互联网发展合作组织

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